SEARCH知っておきたい土地探しの基礎知識
鶴見区横堤で注文住宅を手がける「プラスCホーム」では、住まいの設計・建築だけでなく、土地探しのサポートも行っております。こちらのページでは、より良い土地探しのために知っておきたいポイントをまとめました。当社へご相談いただければ、より詳しい内容についてもお伝えできますので、お気軽にご相談ください。
土地探しの事前準備は「優先順位をつけること」
世の中には無数の土地(住宅用地)があります。それらをすべて見ていては、いつまで経っても土地探しが終わりません。そこではじめにしておきたいのが、土地選びの条件設定です。
まずは自分たちがどのような暮らしを送りたいのか、どんな場所に住みたいのか、といった希望をリストアップしていきましょう。些細なことでも構いません。家族全員が、新居に対してどのような夢を抱いているのかを把握することが土地探しの第一歩です。
- 職場まではドアtoドアで50分以内がいい
- 校区にこだわりはないので、近さを重視したい
- バスの本数が多いところがいい
- 最低でも〇〇坪以上の広さが欲しい
- 日当たりの良さだけは譲れない
このように、さまざまな条件が出てくることでしょう。そこから今度は、予算を踏まえたうえで優先順位を決めていきます。家族全員が同じように考えている希望があれば、それは優先的に採用すべきでしょう。また、最低限ここだけはクリアしていて欲しい、というポイントも見つかるはずです。それらをまとめ、おおよそ3つ程度までに絞り込むと、候補地がある程度まで限定されます。
相談するのは不動産会社?
どんな土地に住みたいのか、その優先順位が決まったら、次は実際に土地探しを相談しにいきましょう。しかしこの際、誰に相談するのかもひとつの懸案事項です。一般的に、土地探しと言えば不動産会社の領分のように感じます。土地を扱うのは不動産会社なのでそれは決して間違いではありませんが、実はもうひとつ選択肢があります。それは、工務店などの建築会社です。
こんな考え方があります。不動産会社にとってのゴールは、あくまでお客さまに土地を提供すること。その後、どのような住まいを建てるのか?については関係がありません。もちろん、すべての不動産会社がそういった気持ちでお客さまと接しているわけではないでしょうが、なかには「土地が売れてしまえばそれでいい」と考える業者もないとは言い切れないのです。
一方、建築会社のゴールは、お客さまの土地を探してそこに住まいを建てること。問題のある土地に決めてしまい、そこで建築をしなくてはならないという状況は、建築会社側にとってもデメリットにほかなりません。つまり、建築会社が探してくる土地は「家を建てるためにふさわしい土地」であると考えられるのです。
すでに特定の建築会社を家づくりのパートナーとして選んでいるのなら、不動産会社ではなく建築会社に土地探しの相談をするのがおすすめです。すでに建築内容の相談まで済ませているのならなおさら。そこから付き合いのはじまる不動産会社よりも、親身になって話を聞いてくれるでしょう。
土地を見るときの注意ポイント
街・周辺環境
生活は家のなかだけで送るものではありません。その街全体や、家周辺が暮らしやすいかどうかを考えるのが、よい土地選びの第一歩です。それを確かめるには、ご自身で現地に足を運び、さまざまなことを体験されるのがおすすめです。日中だけでなく、夜間の雰囲気はどうか?交通量が多くないか?うるさくないか?駅まで歩いてみて大変ではないか?などチェックしなくてはならないポイントはたくさんあります。また、学校や公園などの公共施設や、生活に必要となるお店、病院などのアクセスもチェックしてみてください。
日当たり・風通し
南向きの家というのは、一般的に日当たりが良いとされています。しかし実際には、前面の道路や隣家の状況によって大きく環境は異なるため、地図上だけでは実際のところが分かりません。日当たりや風通しについては、できるだけ現地に足を運び、ご自身の目で確認するようにしましょう。
隣家との境界
たとえば土地の隣が駐車場だったとします。この場合、日差しを遮るものはなく、日当たりの良さが期待できるでしょう。しかし、その駐車場に将来背の高い建物が建つ予定があったとしたら……。住環境はその時点から大きく変わってしまいますよね? このように、家周辺の環境というのは将来的に変わるものです。隣家との境界などを把握するのも大切ですが、将来のことまでしっかり調べておくのがよい土地探しのポイントです。
水の流れ
雨降りは土地探しのチャンス。なぜなら、そのときにしか水の流れが分からないからです。とくに、周辺と比べて低い位置にある土地には水が流れてきやすくなりがちです。あまりに水はけが悪い場合は、生活に支障を来したり、建物の寿命を縮めたりする可能性も捨てきれません。事前に状況を確認しておきましょう。
ライフライン
水道やガス、電気について、敷地内に引き込みがなされているかを確認しましょう。とくに上水道と下水道については、本管の許容量を確認しておく必要があります。なお、敷地内にこれらが引き込まれていなかったり、許容量を超えてしまったりしている場合には別途工事が必要となり、大きなコストがかかる可能性があるのでご注意ください。
道路
最低限確認すべきなのは、「道路に2m以上接しているか」と「幅員が4m以上あるか」という2点です。幅員が足りていない場合はセットバックとなり、敷地が道路の一部にみなされて削られてしまいます。また接地面が2m未満だと、そもそも新たに家が建てられません。また、公道か私道かでも条件は変わります。都市道路計画がある場合は将来立ち退きを迫られる可能性があるので、注文住宅を建てたいのであれば避けておくべきでしょう。
土地の形状・高低差・地盤
地盤は目で見てもなかなか判断がつきません。一部、「○沢」「池○」など、地名に水関連の文字が入っている地域については推測が立てられるケースもありますが、それもやはり地盤調査を行ってみなければ正確な実態は掴めません。ちなみに、「隣家が問題ないから、この土地も大丈夫」という判断は早計です。数メートル離れるだけで地盤調査の結果が変わるというのはよくあること。可能な限り、プロの目で地盤調査をするのがおすすめです。
謄本
謄本にはその土地にかかわるさまざまな情報が含まれています。所有者や抵当権などを見るのも重要ですが、何よりも注目すべきは履歴です。たとえば、長い間工事用地だった場合には、土壌汚染が進んでいる可能性が出てきます。謄本は役所に行けば誰でも取得できますので、気に入った土地が見つかった場合はぜひチェックしてみてください。
法的規制にもご用心
多くの土地には法的規制がかけられています。具体的には、都市計画法や建築基準法、地方公共団体の条例などによって縛られており、購入したからと言って、すべてを所有者の好き放題にできるわけではありません。
内容は多岐にわたります。用途地域や接道条件によっては、建ぺい率や容積量、家の高さなど、家づくりで重要な要素に影響があります。また、条件によってはそもそも家が建てられないというケースも少なくありません。
とは言え、土地購入の際には必ず宅地建物取引士がこれらの情報を説明してくれます。ほとんどのことは説明義務となっているので、基本的には安心して問題ありません。いまだに業者のなかには「法律に抵触しない不利な情報はあえて教えない」という考え方をするところもあります。それを踏まえると、前項でご紹介したポイントについてはやはりご自身で確認すべきだと言えます。
プラスCホームによる土地探しサポート
当社代表は、鶴見区・城東区・旭区を中心とした不動産会社である「センチュリー21ケーズホーム」とも提携しております。不動産業者としてのノウハウと、建築業者としての知見をフルに生かした土地探しができるのは、大きな強みのひとつ。お客さまのご希望に添いながらも、しっかりと家づくりのことを考えた土地探しのサポートを行いますので、ぜひお気軽にご相談ください。